HostSwitch チュートリアル
HostSwitchは、開発環境やテスト環境で異なるhosts設定を簡単に切り替えるためのCLIツールです。 このチュートリアルでは、HostSwitchのインストールから基本的な使い方、実際の活用シナリオまでを解説します。
1. インストール
まずはHostSwitchをインストールしましょう。Node.js (v20.0.0以上)が必要です。
npmを使用したインストール(推奨)
npm install -g @milkmaccya2/hostswitch
または、インストールせずにnpxで直接実行することも可能です。
npx @milkmaccya2/hostswitch list
2. 基本的な使い方
HostSwitchには、対話形式モードとコマンドライン引数モードの2つの使い方があります。
対話形式モード
引数なしでhostswitchを実行すると、対話形式モードが起動します。矢印キーで操作できるため、コマンドを覚える必要がありません。
hostswitch
画面に従って、「プロファイルの切り替え」「一覧表示」「作成」「編集」「削除」が行えます。
コマンドラインでの操作
スクリプトや慣れている方向けに、コマンドライン引数でも操作可能です。
プロファイル一覧の表示
hostswitch list
プロファイルの作成
新しいプロファイルを作成します。
# 空のプロファイルを作成
hostswitch create development
# 現在のhostsファイルの内容をコピーして作成
hostswitch create production --from-current
プロファイルの編集
作成したプロファイルをエディタで編集します。
hostswitch edit development
プロファイルの切り替え
作成したプロファイルにhostsを切り替えます。sudo権限が必要な場合は自動的に求められます。
hostswitch switch development
3. 実践シナリオ
開発フローにおけるHostSwitchの活用例を紹介します。
シナリオA: ローカル開発環境と本番環境の切り替え
Web開発では、ローカルのサーバー(localhost)と本番サーバーを行き来することがよくあります。
-
ローカル用プロファイルの作成
hostswitch create local
hostswitch edit local中身に以下を記述:
127.0.0.1 api.myapp.com
127.0.0.1 app.myapp.com -
本番用プロファイルの作成
hostswitch create production
hostswitch edit production中身に以下を記述(実際の本番IP):
203.0.113.1 api.myapp.com
203.0.113.2 app.myapp.com -
環境の切り替え 開発中は
localに切り替え:hostswitch switch local本番の動作確認時は
productionに切り替え:hostswitch switch production
シナリオB: チームでの設定共有
チームメンバーと同じhosts設定を使いたい場合、一度プロファイルを作成し、その設定内容を共有することができます。
# チーム共通設定を作成
hostswitch create team-env
hostswitch edit team-env
# (共有された設定を貼り付け)
トラブルシューティング
権限エラーが出る場合
HostSwitchは自動的にsudo権限を要求しますが、うまくいかない場合は手動でsudoをつけて実行してください。
sudo hostswitch switch development
Windowsユーザーの方へ
WSL (Windows Subsystem for Linux) での使用を推奨していますが、コマンドプロンプトやPowerShellを「管理者として実行」することでも利用可能です。